冬や部屋の気温が寒い時に下半身に力が入らず、セックスしようにもアソコが全く反応しないと思ったことはないだろうか?
「手足が冷たくてアソコが縮こまっている」
「冬だと寒くて勃起が維持できない」
実は身体の冷えと勃起力は大いに関係があります。あまり知られていないですが、身体の冷えはEDの原因にさえなります。実際に冬の寒い時期、かつ勃起力が弱っているときだと、いくら頑張っても勃起する気配がないので苦労します。
身体が冷えることが原因で勃起できていないのであれば対策は難しくありません。身体を温め血流を良くする事で改善できます。
勃起が冷え性に悪い理由
冷え性は筋肉量が少ない女性に多いイメージですが、実はサラリーマン男性でも冷え性の方は増えています。なぜかというと、デスクワークが中心の座りっぱなしの仕事に就いていると、下半身の筋肉が使われないため、手足など身体の端の血流が悪くなるからです。
ではなぜ、冷え性が勃起に悪い影響を与えるのでしょうか?
勃起は血液が大量に男性器に流れ込む事で力強く勃起します。冷え性は手足に血が流れない事でおきますが、男性器にも血液が流れにくくなります。
なぜ、先端の血流が悪くなるかというと、人間の身体は重要な機能から守るように設計されているからです。冬の寒い時期に心臓や胃や腸が寒さで機能が低下すると、生命維持に影響を与えてしまいます。重点的に血液を内臓器官へ流すため、身体の先端部分に血液が回らなくなるからです。
男性器に血液が流れ込まなければ、いくら性的興奮を与えても勃起はできません。冬の寒い時期にアソコが冷えて縮こまっているのは血流が悪いからです。
また、より寒いところ移動すると体は震えます。これは、冷えた身体を少しでも温めるために人間が行う自然な行動です。この状態では脳が緊張状態にあるため、いくら頑張ってもボッキすることはありません。
ということで、冬の寒い時期でもギンギンに勃起するためには、身体を冷やさないことが重要です。
勃起できない理由を考えればわかるように対策は難しくありません。身体を冷やさないことが十分に勃起するために必要なことです。
対策1:運動して筋肉を増やす
女性は男性よりも冷え性になりやすいと言われています。夏の暑い時期、クーラーをガンガンに付け部屋を冷たくするのはいつも男性で、女性は寒いと感じる機会が多いのではないでしょうか?
女性は男性よりも筋肉量が少ないので体温調整が苦手です。筋肉量が多いと基礎代謝が高いので、体温を一手に保つ効果があります。脂肪は筋肉のように熱を発生しないので、気温が低いと体温を冷やします。男性も加齢が原因で20代後半をピークに筋肉量は落ちてきます。すると男性でも冷えを感じやすくなります。
適度に運動し筋肉を付けることで冷え性を改善できます。普段から身体を動かして運動することで血流も良くなり、体が温かくなります、その上筋肉も増えるので冷え対策には運動が一番効果的です。
対策2:湯船に浸かる
ひとり暮らしの独身男性は難しいかもしれませんが、冬は湯船に浸かることで体の冷えを改善することができます。身体の芯から温まるためには、熱すぎない程度、少しぬるいと感じるくらいのお湯にゆっくりと浸ると効果的に冷えを改善できます。
入浴直後は脳がリラックスしていることに加えて、全身の血流が良くなっているので男性は勃起しやすい状態になります。
休日など時間があるときは彼女と一緒に湯船に浸り、体が温まったらそのままベッドに移動しセックスするのも良いのではないでしょうか。
対策3:身体を温める食材を
身体を温める食材を取り入れることで、身体の内側から温めることもできます。体を温める食材はたくさんありますが、中でも漢方として飲まれている発汗作用がある生姜はポカポカに温めてくれます。
冬の寒い時期に、擦った生姜を味噌汁やスープに溶かして飲むと数秒後には身体が暖かくなります。スープの中に血液をサラサラにする玉ねぎやニンニクを入れて飲むと、血流も良くなります。また、牡蠣やアサリなど勃起を助ける成分を一緒に摂取すると、さらに効果的です。
生涯以外でも基本的に冬に収穫される野菜は身体を温める効果があります。
身体を温める食材
・にんじん
・ごぼう
・じゃがいも
・かぶちゃ
・玄米
・キムチ
対策4:身体を温めるお酒
冬の寒い時期はアルコールが飲みたくなりますが、お酒は身体を温める効果があるお酒と、逆に身体を冷やすお酒の2種類あります。
身体を温める効果があるお酒は、日本酒、ブランデー、赤ワイン、紹興酒です。日本酒は寒い冬に熱燗で飲むと、数分後には身体が暖かくなってきますよね。赤ワインも、フランスではホットワインとして冬によく飲まれています。ポリフェノールは血流を良くするので身体を温める効果があるからです。
反対に身体を冷やすお酒は、ビール、ウィスキー、焼酎、白ワインです。
冬の寒い時期に冷えたビールや、ウィスキーを飲む方は多いですが、身体を冷やしたくないのであれば避けた方がいいです。お酒を飲むと体が温まったように感じる人もいますが、単に酔って寒さを感じにくくなっただけです。実際には体は冷えきっています。
日本酒や赤ワインは身体を温める効果がありますが、それでもお酒を飲みすぎると体の神経が麻痺状態になるので勃起しにくくなります。セックスする予定なら、2〜3杯に抑えておいた方がいいです。
お酒を飲み過ぎると勃起しなくなります。
冷え性と勃起の関係まとめ
男性器を元気に勃起させるためには血流を良くすることが重要です。冬もパートナーと気持ちよくセックスするためには、いかに身体を冷やさないかを考えなくてはいけません。
日本にいると冷えについて鈍感だなと感じます。冬の寒い時期でも、自動販売機やコンビニでは飲み物をキンキンに冷やします。また、夏の暑い時期にビールやウィスキーを飲みたくなる気持ちはわかるのですが、寒くて厚着をしているにも関わらず、冷蔵庫で冷やしたビールや、グラスに氷を一杯入れてウィスキーを飲む人をよく見かけます。
季節に合った飲み物があるので、冬の寒い時期は身体を温める日本酒や赤ワインを楽しんだ方が良いのでないでしょうか。