【30代のED体験談】勃起力の低下を引き起こす20代の悪い生活習慣7つとは?

初めて中折れを体験したのは30歳のときでした。まだ、30代なのに世間で言われる中高年オヤジになったようで、将来が突然不安でいっぱいになりました。このとき、4年ぶりにできた彼女は8歳も年下だったので、このままでは見捨てられるかもしれないと焦りました。

男性はEDになると、仕事、プライベート、女性関係、全てのことに自信が持てなくなります。勃たないことよりも、自信を無くすことの方が影響が大きいのではないかと個人的には思います。

4年ぶりにできた彼女と初めてセックスするときに、自分がEDだと自覚するようになりましたが、過去を振り返ってみると20代後半あたりから思い当たる節があります。下半身に力が入らなかったり、オナニーしても途中で萎えたり、完全勃起しないまま萎えたことが何度かありました。

おそらく、20代の不摂生な生活が溜まり、その影響で徐々に勃起力の低下を招いたのではないかと思っています。そして、長年セックスする生活から遠ざかっていたから、違和感を感じながらも問題に気が付くのが遅れてしまいました。

これを読んでいる方は、下半身に違和感を感じるようになったら、放置せずにすぐに対応することをお勧めします。発見が遅いとそれだけ改善するのも時間が掛かります。

20代の時に行なっていた悪い習慣を紹介します。

EDに悪い習慣1:1日中椅子に座っていた

現代のサラリーマンはデスクワーク、長時間労働が主流です。自分が勤めていたIT企業では、毎日朝から夜遅くまで働き、一日中会社の椅子に座ってパソコン作業をしていました。

なぜ、長時間椅子に座る生活が勃起に悪影響を与えるのかというと、外に出て歩く時間が極端に少ないため、下半身の筋力が衰え血流が悪くなるからです。また、前屈みになり同じ姿勢でいることで、全身の筋肉も凝り固まります。

あなたは1日の生活でどれくらいの距離を歩くでしょうか?

地方であればクルマ通勤のためほぼ歩きません。お昼休みに外食するときでさえクルマで移動します。都市圏であれば電車を使いますが、家から駅まで、駅から会社までしか歩きません。1日24時間ありますが、歩く時間は長くても1時間程度ではないでしょうか。

勃起は大量の血液が下半身に流れることで発生します。血の流れが悪いと血液が流れ込まないため勃起力も低下します。下半身の筋肉は、心臓と同じように血液を全身に流すためにポンプの役割をします。足腰が弱い男性の勃起力が弱いのは何となく想像できるのではないでしょうか。

20代で仕事が忙しい頃は、運動できないほど時間がありませんでした。家に帰るのは夜の11時過ぎ、週末は運動したり歩く時間を増やそうとしましたが、それでも平日座りっぱなしの生活をしていると運動不足を解消できません。

血流が良くなればEDも改善します

→ 【EDの原因は血流と精液不足】30代で初めて体験した中折れと勃起不全

EDに悪い習慣2:スケジュールが厳しい仕事

IT企業に勤めていると拘束時間が長く身体的にストレスを感じていましたが、それ以外にもスケジュールがタイトで精神的にも大きなストレスを感じていました。システムエンジニアは、納期ありきの仕事なので、スケジュール通りに進まないときは休日出社してでも作業しなければなりません。

そのため、家に帰宅してからも仕事の事が頭から離れませんでした。

男性器は副交感神経が有利になり、精神的にリラックスしている状態にならないと勃起できません。脳が戦闘モードで緊張していると勃たないです。良く仕事で疲れた男性がEDになるのは、家でもリラックスできていないからです。

毎日夜遅くまで働き、家に帰ってからも翌日のスケジュールの事で頭がいっぱいです。順調に作業が進まないと、下手をすると週末も休めないかもしれません。家に帰ったら仕事の事を忘れてゆっくりするのが一番ですが、わかっていても脳が切り替わらないものです。

EDに悪い習慣3:ストレスでお酒やタバコの量が増える

ストレス社会では、ストレスから解放されるためにお酒に逃げる会社員の方は多いです。都内に住んでいると、平日でもスーツを来た酔払いはたくさん見かけるし、週末になると帰りの電車はアルコールの匂いで充満します。

自分も20代の頃はお酒を飲む量が多かったです。特に、仕事から解放される金曜と土曜の夜は決まって気の合う同僚と浴びるように飲んでいました。そして、お酒の量が増えると自然とタバコを吸う量も増えます。

アルコールやタバコも勃起に悪い影響を与えます。アルコールは身体に毒なので、毒を解毒するために肝臓が消耗します。消耗した内臓が衰弱すると、腎臓や肝臓の機能が弱まり血液が老廃物でドロドロになります。血流が悪いと硬い勃起が難しくなります。

タバコは血管を収縮させます。特に男性器に集まる毛細血管は身体の中でも細い血管なので、タバコを吸いすぎる事で血流が悪くなり勃ちが悪くなります。

30代や40代でお酒を毎晩のように常飲し、ヘビースモーカーでギンギンに勃起するという人はあまりいないのではないでしょうか。

→ お酒を飲みすぎると男性はなぜ勃起しないのか?

EDに悪い習慣4:睡眠時間が短い

参考:快眠

10代や20代と身体が元気なうちは、多少睡眠時間を削ってでも1日の時間を長くしたいと考えている方は多いです。自分も若いときは、睡眠時間を短くできれば自由に使える時間が伸びると思っていました。また、仕事で成功するためには短くすることが必要条件のようにも考えていました。

そのため、仕事で家に帰るのが遅くなることにも耐え、多少眠くても身体にムチを打って働いていました。この時の睡眠時間は6時間程でした。ちなみに東京は世界の都市で最も睡眠時間が短いと言われています。

参考:睡眠時間、東京は世界で最も短い?

睡眠時間が短いと勃起に悪い影響を与えます。なぜなら、勃起には男性ホルモンの分泌が必要ですが、日中消耗した男性ホルモンが回復するのは夜眠っている間です。睡眠時間が短いと男性ホルモンが十分に回復しないまま目覚めてしまうことになります。

男性ホルモンとは、

精巣 (睾丸) の間質細胞から分泌されるテストステロンをはじめとして,アンドロステロンなどを含む。これらのホルモンは,男性の外陰部の陰茎,陰嚢,副性器の精嚢,前立腺の発育と機能の保持,精子生成機能の維持,体格,性格,音声,毛髪などのいわゆる男らしさの発達を促す。

男性ホルモンは気力や好奇心の元になります。そのため、男性ホルモンが少ない男性は、やる気がなく、新しいことに挑戦する気力が湧かない日々を送ることになります。男性ホルモンが多い男性は、仕事でも高いパフォーマンスを発揮し、何事にも積極的に挑戦します。

20代の頃に寝不足の生活をしていると、30代、40代になった時に著しく男性ホルモンが減少し、気力が湧かず力強い勃起ができなくなります。

最近は1日に8時間程眠るようになりました。すると常に寝不足だった時に比べて身体の調子が非常に良く、日中作業しても集中力が増します。

EDに悪い習慣5:脂が多い外食生活

ストレスが多い生活を送っていると、外食が増え甘いものや油分が多い刺激の強い食べ物ばかり食べることになります。脳が刺激の強い食べ物を欲するようになります。

外食やコンビニで脂濃い食べ物ばかり食べていると、血液のコレステロール値が上がります。そうすると血管は柔軟性を失い、血液はドロドロになります。そして、血液の流れが悪いと勃起にも悪い影響を与えます。

サラリーマンでストレスのある生活を送っている方で、満腹感でストレスを紛らわしたいのか、ラーメンだけでは物足りず、チャーハンや餃子も一緒に食べる人はいないでしょうか?ストレスの多い職場にいると、仕事中にお菓子など甘いものばかり食べ、お昼や夜の休憩時間になると油濃いラーメン、ステーキを好んで食べる人がたくさんいました。

自分も20代の頃は自炊する時間がなかったので外食ばかりしていました。

EDに悪い習慣6:パソコンとスマホ画面を見過ぎる

長時間のデスクワークが原因で、朝から晩までパソコンやスマホなど液晶画面を見ている方は多いです。忙しいサラリーマンの生活を見ていると、朝起きたらテレビを付け、通勤時間はスマホでニュースや動画、ゲームに夢中になり、会社に着くと1日中パソコン画面を見続けます。

夜遅くに残業が終わり会社を出て電車に乗ると、今度はスマホ画面に熱中します。そして、家に帰るとテレビをみるか、パソコンを開いて液晶画面を見続けます。1日起きている時間の大半はブルーライトを浴びているのではないでしょうか?

目を酷使する事が勃起に直接悪い影響を与えるわけではないですが、ブルーライトを浴びていると脳が常に緊張状態にあります。寝る直前までブルーライト浴びていると、電気を消してからも眠りに付くのが遅くなります。

脳がリラックス状態にないと男性器は勃起できないし、睡眠の質が下がると男性ホルモンの分泌が減ります。

EDに悪い習慣7:セックスする相手がいない

最近では恋人を作らない若い人は増えています。ある調査によると、20代で恋人がいない男性は70%、女性は65%もいるそうです。

参考:恋人がいない20代が急増中!そのワケとは?

自分も仕事で忙しかった20代の頃は4年間も彼女がいませんでした。そして、そのせいで勃起力が低下していることに気がつくのが遅れました。

若い人で恋人を作らない理由は、仕事が忙しいせいで時間がないこと、アダルトビデオやオナニーグッズで手軽に性欲を満たすことができるので、必ずしもセックス相手を必要としていないことです。そして使わなくなった臓器は衰弱するのと同じように、使わなくなった男性器はその機能を失います。

今にして思うと、ひとり暮らしで彼女がいない生活を4年間も続けるのはEDに大きな影響を与えたと思います。この時期がなければEDに苦しむことはなかったかもしれません。定期的にセックスをする習慣を持つのは大事だと改めて思いました。

EDに悪い習慣まとめ

EDの事を書籍やネットで調べるようになってからは、この20代の頃の悪い習慣をほとんど辞めました。いまでは、残業をすることもほとんどないし、帰宅してから自炊し健康的な食生活を心掛け、週末はスポーツジムに行き定期的に運動しています。

20代の頃と比較して、ストレスもだいぶ減りました。そのため、お酒の量が減り、お酒の量が減るとタバコを吸う機会も劇的に減りました。

食生活、睡眠、運動など生活習慣を見直した事で勃起も以前よりだいぶ良くなりました。手遅れになる前に生活習慣の見直しをする事をお勧めします。

→ EDを克服するまでのストーリー

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