男性ならば年齢と共に勃起力が弱くなるのは避けられなことです。若い時はいくら力強く勃起ができても、30代、40代を過ぎるて若い頃のように勢いだけで女性を喜ばせるのは難しくなります。
彼は40代後半に差し掛かってます。
HしてもSEXまでたどり着けることがなく、ペッティングで終わってしまいます。
本人いわく、「元気がなくなった・・・」といいますが年齢的なものなんでしょうか・・・。
フェラでイクことはたまにはあります。
出典:Yahoo知恵袋
自分自身、30歳を境に急激に勃起力が衰えたなと感じます。彼女とセックスする際に中折れしたり、挿入前に萎えたり、口だけで漏れるように射精してしまった、これらの体験はすべて30代以降の話です。
男性が中年になるに連れて勃起力が低下する原因は次の4つです。
・下半身の筋肉量が低下する
・血流が悪化する
・男性ホルモンが減少する
・自律神経が乱れる
Contents
勃起が低下する原因1:下半身の筋肉量が低下する
参考:筋肉量の平均はこれ
男性の筋肉量は20代後半をピークに急激に減り始めます。30代に差し掛かると20代の頃と比較して太りやすくなったり、身体が重いと感じるのは、筋肉の量が減ったからです。スポーツジムに通い筋トレをしても、加齢が原因で昔よりも筋肉がつきにくい身体になっているはずです。
中でも筋肉の低下が著しいのは体の筋肉の6割を占める下半身です。
近年はパソコンやIT技術が普及したことで、長時間のデスクワークが中心になりました。そのため、仕事で忙しい大半のサラリーマンの方は歩く習慣がほとんどありません。朝出社し、夜遅くまで会社の椅子に座り続けることになります。歩くとしたら家から駅まで、駅から会社まで、多くても1時間程度ではないでしょうか。
地方に住むサラリーマンだと、自宅から会社への移動はクルマ、お昼もコンビニか外食する場合もクルマ移動です。そのため、1日に30分ですら自分の足で歩かない人が多いです。
加齢と運動不足が原因で、30代になると急激に下半身の筋肉が衰えてきます。下半身の筋肉は心臓のポンプのように、血液を全身に送る働きをします。下半身の筋肉が衰えてると血が全身に行き渡らなくなります。そして勃起にも悪い影響を与えます。
下半身の筋肉が衰えてると、勃起時に男性器に流れ込んだ血液を維持できず中折れするリスクが高まります。また、血流が悪くなり冷え性になると、体の末端である手足や男性器に血液が流れ込まなくなります。血液が流れ込まないと勃起はできません。
セックスが強い男性は下半身の筋肉量が多いです。下半身を鍛えるためには、スクワットが最も効果的です。
筋肉量が落ちると基礎代謝も落ちます。基礎代謝が低下すると同じ量の食事を摂っても、脂肪を燃焼する力が弱まっているので太りやすくなります。30歳を手前に中年体型のサラリーマンが増えるのは、筋肉量が落ちていることが原因です。
勃起が低下する原因2:血流が悪化する
加齢により下半身の筋肉が低下するのは先ほど述べましたが、下半身の筋肉が低下することによって全身を流れる血の巡りが悪くなります。
下半身の筋肉が低下し血液を押し出す力が弱くなると、それを補うために心臓が圧力をあげます。その結果、高血圧、動悸や息切れを感じやすくなります。さらに末端まで血液が回らなくなるので冷え性になります。
女性は男性よりも冷え性に悩む方は多いです。なぜなら、女性は男性よりも筋肉量が弱いからです、男性も加齢による筋肉の衰えで冷え性で悩む人は増えています。他にも、血流が悪くなると冷え性、肩こりやめまい、更年期障害、抜け毛など体の不調の原因になります。
血液は、酸素や栄養を全身の細胞に届けたり、血液中に留まる老廃物を回収したり、体温を維持する働きを持ちます。つまり、血液の流れが悪くなると、栄養を届けられず、老廃物が体の中に留まり、さらに体温維持にも悪い影響を与えるのです。
そして、血流の不調は男性器を流れる最も細い毛細血管にも悪い影響を与えます。勃起は血が大量に男性器に流れ込むことで起きるので、男性器に流れる血の巡りが悪くなると硬さがなくなり、萎えやすくなります。
逆に言うと、下半身の筋力をしっかり付け、血の流れを改善できると勃起力は回復します。AV男優も勧めるスクワットが最も効果的です。
勃起が低下する原因3:男性ホルモンが減少する
筋力、血流以外にも、加齢によって減少するのが男性ホルモンです。男性ホルモンは20代をピークに以降は徐々に低下していくことがわかっています。特に、30代、40代は急激に低下することになります。
そして、男性らしさを象徴する男性ホルモンの低下も、勃起力の低下をはじめ様々な不調をもたらします。
男性ホルモンには神経や勃起時の血管の拡張に作用し、勃起を促すという大切な働きがあります。男性ホルモンが低下すると、やる気や気力が湧かない、性欲の減衰、そしてEDに繋がります。
日中に消耗した男性ホルモンが回復するのは、夜10時から2時のゴールデンタイムと言われています。しっかりと深い睡眠ができた翌朝に、元気に朝勃ちしてやる気で満ち溢れているのは、男性ホルモンが分泌ししっかりと回復できたからです。
しかし、仕事で忙しいサラリーマンはこの時間帯にぐっすり眠れる人は多くありません。むしろ大半は睡眠不足で悩んでいます、中でも東京は最も睡眠時間が短いと言われています。
晩あたりの睡眠が最も短いのは東京で、レッドゾーンの5時間45分。ソウルは6時間3分、ドバイは6時間13分、シンガポール6時間27分、香港6時間29分、ラスベガス6時間32分。ラスベガスより短いのなら、あなたの睡眠は問題ありだ。
東京で働くサラリーマンは労働時間が長い上に通勤時間も長いです。東京で働いていた20代の頃、仕事が忙しく家に帰るのが夜の11時、眠りに着くのが深夜1時、次の日起きるのは朝の7時という生活を送っていました。
彼女と一緒に寝ていましたがセックスする気分になれない、寝不足で日中はいつも眠い、朝起きても気力が湧かないという生活を過ごしました。
勃起が低下する原因4:自律神経が乱れる
参考:老化を招く自律神経の乱れ
自律神経は加齢とともに乱れやすくなります。男性は30歳を境に自律神経のバランスが悪化すると言われています。
自律神経とは循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するための神経です。日中や活動中に活発になる「交感神経」と、安静時や夜に活発になる「副交感神経」の2つが交互に活発になることでバランスを取り合っています。
夜勤のある仕事をしていると、夜勤明けの日中眠れなくなったり、精神的なストレスが襲ってきたり、ライフスタイルが乱れやすくなるのは、自律神経が乱れることが原因です。
自律神経がバランス良く良好に働いていると、体も心も良い状態で精神が安定します。交感神経が血管を収縮させ、副交感神経が血管を緩めるため、血液がスムージに全身を流れます。血液に乗って酸素と栄養が全身に届けられるので、体の調子も自然と良くなります。
自律神経の乱れは様々な病気の原因になります。免疫力低下、倦怠期、頭痛、肩こり、動悸、不整脈、不眠など。30歳を境に突然将来の事が不安になったり、仕事のストレスが増えたり、お酒に逃げたり、夜眠れない日が続くのは自律神経が乱れているからかもしれません。
常にストレス状態にある現代人には、家に帰宅してからも「交感神経」が優位に働き血液を収縮させ緊張状態にあります。そのため、いざパートナーとセックスを楽しもうと思っても、血管を緩めリラックス状態にする「副交感神経」が正常に働かないため、元気に勃起できません。
自律神経を正常に働かせるためには、深く呼吸をすることです。呼吸を深くすることで、自律神経のバランスを整え、自律神経のバランスが整うと血流も良くなります。
勃起できない原因まとめ
年齢を重ねるにつれ人間は様々な生活習慣病が発症するようになります。加齢により、筋肉量の低下、血流の悪化、男性ホルモンの減少、自律神経が乱れやすくなるからです。
勃起力の低下は身体に異変を知らせてくれるサインでもあります。生活習慣病は放置して良くなることはありません。深刻な病気になる前に、20代の頃より勃起が弱くなったと感じたら、身体の不調の原因を探した方が良いです。