EDとは広い意味で「勃起機能の低下」を指します。よく、オナニーができるから、妻以外の性風俗では射精できるからと、自分がEDであることを認めない方もいますが、これらも立派なED患者です。

専門的にいうとEDとは「性交時に十分な勃起や維持ができずに、満足な性交が行えない状態」の事を指します。

ひとくちにEDと言っても、完全に勃起できない人から、挿入ができるけど中折れしてしまう人、挿入する段階で萎えてしまう人がいます。

まずは治療を始める前に自分の症状がどの程度なのかを知る必要があります。それによって具体的な対応も変わってきます。

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EDの症状レベル

A：初体験ができない（慣れていない）

B：中折れなど膣内で射精までできない

C：オナニーで射精は問題なくできる

１：前戯の段階で萎えてしまい挿入できない

２：特定の相手とだけ最後までセックスできない

３：最後までセックスできない

D：完全に勃起しない

自分や他の体験談や個人的な見解になってしまいますが、上記のように位置付けています。最近は元気な１０代でも初体験で勃起できない人が増えているようです。この場合は、緊張から来るストレスが原因なので、かなり軽度なEDだと言えます。

気持ちの問題なので、治療薬や精力剤に頼らなくても十分に解決することは可能だと思います。

症状B：中折れなど膣内で射精までできない

セックス中に勃起もできて挿入できるけれど、途中で萎えてしまうケースも多いです。この場合、EDではなく「膣内射精障害」かもしれません。普段から強い刺激に慣れてしまい、女性の膣では感度が足りないため射精できない状態です。

強い刺激が原因で達することができないのであれば、オナニーのやり方を変えれば改善できる可能性は高いです。

単純に勃起力が低下していることが原因で中折れしている可能性もあります。その場合、中折れを繰り返していると、挿入前や前戯、コンドームをつける時にも萎えるようになります。

コンドームが原因で挿入できない人は、信頼できる相手ならコンドームなしで性交渉するのもありです。

自分が見てきた中では、オナニーで問題なく射精はできるけれど、前戯の段階で萎えてしまい挿入できない、妻や恋人など特定の相手だと勃起しないという人が非常に多いです。

おそらく、まだ年齢が若い２０代や３０代で一番多いのではないかと思います。勃起力が弱くなっているけれど、男性器に刺激を与えれば勃起します。勃起はできるので重度のEDではありません。仕事のストレスや運動不足、食生活、加齢が原因で徐々に勃起が弱くなっている段階です。

重度のEDであれば、すぐに病院に行った方がいいですが、まずは自分で改善できないか試してみた方がいいです。病院に行けばバイアグラなどの治療薬を処方されますが、それなりにお金も掛かるし副作用もあるからです。年齢が若いうちは、まだ薬には頼りたくないのが本音です。

薬に頼る前にまずは、間違ったオナニーのやり方をしていないか、食生活や運動不足を改善できないか、副作用のない精力サプリは駄目なのかなど、アソコの状態を確認しながら治していくのがいいと思います。

３ヶ月や半年など、治療までの期限を決めて、それでは解決できないことを確認してから、病院に行くことをお勧めします。

パートナーとセックスができない状態があまり長く続いてしまうと愛想を尽かされる可能性もあります。自分の場合は、半年掛けて生活習慣を改善し、それでも駄目なら病院に通おうと決めていました。

結果的に病院に行かなくても、精力剤サプリだけで解決できたので良かったです。

朝勃ちもしない、男性器に刺激を与えても勃起しないようならすぐに病院に行った方がいいです。なぜなら、生活習慣病の可能性が高いです。ED以外にも、糖尿病、血管系の病気を患っているかもしれません。

できれば、このような状態になる前にEDであることを自覚して改善するよう心掛ける必要があります。EDは黙っていても良くなることはないので、ますます悪化していきます。

また、性交渉する機会がないといつの間にか勃起力が弱くなっている可能性があるので、個人的にはパートナーがいないなら性風俗に行くのも悪くないと思っています。彼女がいない時期が何年も続き、彼女ができた時にはEDだったでは悲しいからです。

公式には「国際勃起機能スコア」という国際的なEDの基準が定義付けられています。

【ED問診票】

合計が２１点以下ならEDです。ただし、このテストはわかりにくい感じがします。そもそも、自分がEDかもしれないと思った人が、性交を試みるのかも疑問です。