お酒を飲み過ぎた日に女性とセックスしようとしても下半身が全く反応しないという経験を持ったことはないでしょうか?
30歳以上の男性に質問、お酒で勃たないのはよくあること?
35歳男性と初Hだったんですが、勃ちませんでした。
途中までは堅くなり、勃つんですが、入れるとダメで。
向こうから誘われ、性欲が強い方だと言っていたのに
ワイン数杯でした。肩すかしというか。
そんな男性が初めてだったんです...
出典:Yahoo知恵袋
元気な20代男性でもお酒を飲み過ぎるとダメという方は意外と多いです。適度な飲酒であれば気分が良くなり女性と楽しくセックスすることができますが、飲み過ぎは危険です。
それでは、なぜお酒の飲み過ぎは男性器の勃ちを悪くしてしまうのでしょうか?
勃起しない原因1:神経が鈍くなる
お酒を飲み過ぎると神経の伝達が悪くなります。
まず、男性器を元気に勃起させるためには、脳に勃起指令を送る必要があります。脳の中枢神経が性的刺激を受け、その興奮状態を脊髄神経を通り下半身へ伝えます。そして、体内から血管の拡張を促す一酸化窒素を分泌させ勃起が起こります。
神経が鈍くく興奮状態を下半身に伝えられない状態では、そもそも身体が勃起モードになりません。
飲み過ぎてフラフラしている時に転んだり、体を壁にぶつけたとしてもそれほど痛みはないですよね。翌日酔いが覚めて目が覚めるとジンジンと痛みが増してくることはないでしょうか。お酒は軽い麻酔状態を与えるほど、神経が鈍くなっているということです。
痛みすら感じないほど神経が麻痺しているので、神経が鈍く働かなくなります。
勃起しない原因2:肝臓が疲れている
お酒を飲んでいると、体は常に毒素であるアルコールを分解させるために肝臓がフル回転で働きます。お酒を飲むとトイレが近くなるのは、分解した毒素を身体の外に排出するためです。お酒を飲んでもトイレが近くならない人は、毒素を分解する機能が弱いのでお酒を体質的に飲めない人が多いです。
アルコールを分解するために、肝臓で使われる栄養素が牡蠣に含まれる亜鉛やビタミンですが、これらの栄養素は、精子の働きを活発するために使われる栄養素です。肝臓でアルコールを分解するために、これらの栄養素が大量に使われてしまいます。
普段からお酒を飲み過ぎている人は、常に肝臓がフル稼働して疲れきっている状態です。肝機能の健康状態が悪いと、勃起にも悪い影響を与えます。
勃起しない原因3:テストステロンの減少
肝臓はアルコールなど体内の毒素を解毒したり、栄養素を貯蔵したりと、身体に重要な役割を担う割に黙々と働くことから「沈黙の臓器」と言われます。
実は肝機能が弱まると男性ホルモンの元であるテストホルモンを減少させます。男性ホルモンは生殖器官で作られますが、一度肝臓を経由して無毒にします。しかし、肝臓がアルコール分解で消耗していたり、必要な栄養素が蓄えられていないと正常に働きません。結果、勃起に必要なテストホルモンを減らしてしまいます。
いざとなればバイアグラなどのED治療薬を使えば良いと、考えている人もいるかもしれませんが注意が必要です。肝機能障害はED治療薬との服用できません。
勃起しない原因4:身体が冷える
お酒には身体を温める効果があるお酒と、身体を冷やす効果があるお酒の2種類あります。寒い地域では体を温めるお酒が好まれ、逆に暖かい地域では体を冷やすお酒が好まれます。
寒い時期に身体を冷やすお酒ばかり飲んでいると、体内まで冷え切ってしまうので勃起できなくなります。
身体を温めるお酒とは、日本酒、ブランデー、赤ワインです。冬に日本酒を温めた熱燗や赤ワインを飲むと数分後に身体がポカポカすると感じるときはないですか?逆に身体を冷やすのはビールやウィスキー、焼酎や白ワインです。夏に冷やしたビールやハイボールが好かれるのは身体を冷やす効果があるからです。
夏場に身体を冷やすお酒を飲むのはいいかも知れませんが、冬場に飲むとただただ身体を冷やすだけです。体の中に熱が足りない状態だと、血液は心臓や内臓などより熱が必要なところに集中して流れます。そのため、手足や男性器など身体の末端部分へ血液が流れにくくなり、血流が悪くなります。手足の冷え性は身体が冷えていることが原因で引き起こされます。
男性器への血流が悪いと当然勃起もしにくくなります。
セックスする可能性があるある時は、身体を温める作用があり血流を良くする赤ワインを洗濯した方が良いかもしれません。
なぜ、身体が冷えると勃起できないのか?
お酒を飲んだ時の対策方法
お酒を飲み過ぎると男性は勃起しにくくなりますが、それでも女性とお酒を飲んでセックスをしたいと思う時は多々あります。お酒は適度に理性を麻痺させ、リラックス効果もあるので、内気な人でも誘いやすかったり、セックスに持ち込みやすくなります。
1番良いのはお酒を飲み過ぎないことです。どうしても飲み過ぎてしまうことがわかっているのであれば、次のような対策方法があります。
対策1:アルコール濃度を抑えるために水を飲む
対策2:亜鉛やビタミンが豊富に含まれる魚介類をつまみにする
対策3:身体を冷やさない日本酒や赤ワインを飲む
この後勃ちが悪くなるとわかっていても、相手の女性をその気にさせるためについつい飲んでしまうものです。飲み過ぎた後でもセックスできる方法を身につけておくと、精神的に楽になるかも知れません。