アンファーが30歳~59歳の既婚男女1,000人を対象に実施した調査によると、40代で59%がセックスレス、30代でも47%がセックスレスであると回答しています。
参考:40代夫婦の59.0%がセックスレス!では30代夫婦のレス率は
“妻だけED”、特定の相手にだけセックスできない男性は増えています。そのため、パートナーとセックスしたくてもできない女性も同様に増加しています。
私は、欲求不満です。ほとんど触ってもらえず、入れる前に射精され終わります。いつも、歳をとって元気がなくてごめんね、と言われ、なにも言えませんでした。
先日、この状況を打破しようと、2人でAVを見てみました。
ふと、夫のアソコを見ると…ビンビンでした。
でも私に入れる直前に、萎えて、なぜか射精。もう誰にも、私は女として見てもらえずに人生が終わるんでしょうか。
不倫なんて考えられません。夫とHがしたかった…
出典:Yahoo知恵袋
EDを克服するためには食生活や生活習慣を見直し、長い時間かけてじっくりと改善していくものです。ただし、それだと長い間セックスができず不安で苦しむことになるので、即効性のある対策に絞って、男性の立場から本当に有効な方法を提案します。
方法1:テクニックを身に付ける
日本独特の価値観かもしれませんが、セックスで受け身になっている女性が多いことに違和感を感じます。セックスはお互いの欲を満たしたり愛情を確かめるために行う行為ですが、男性が主導権を取ることが前提のように語られています。
例えば、
「妻だけEDで自分に発情しないことに腹が立つ」
「夫が私にだけ発情してくれない」
「キスやハグでは勃起していたけど挿入段階になると萎えている」
「女性から勇気を出して誘ったのに断られた」
「セックスはしないくせにオナニーや風俗に行くことにイライラする」
こうした発言を良く目にしますが、すべて姿勢が受け身になっていることに違和感を感じます。男性がアダルト動画や性風俗など他の女性で発情するということは、重度のEDではありません。つまり、本気で改善しようと思えばいくらでもできるということです。
男性がEDで苦しんでいる時に、女性は不満を言ったり、落ち込む以外で”具体的に”何かしてくれたのか、ということに疑問を感じます。
例えば
・男性を魅了するような発言や言動をしているか?
・ベッドの上では上手に甘えることができているか?
・男性を適度に嫉妬させているか?
・男性が満足できるようにセックスのスキルを磨いているか?
・セックスに関する知識を書籍から学んだことはあるか?
・口だけで男性をいかせることができるか?
・男性が開放的になれるムードを作っているか?
・老いは仕方ない事だけど若い頃のように体型を維持する努力をしているか?
・セックスでコスプレなど非日常を演じているか?
このような振る舞いが自然にできる女性は、普段の仕草や発言だけでも男性をムラムラさせます。パートナーを飽きさせない努力をしているので、相手の男性はEDに苦しむことはないし、他の女性や画面の向こう側にいるAV女優で性欲を満たすこともありません。そして、男性自身もこの女性をもっと満足させてやろうと努力します。
性風俗に勤める女性を見下す方は多いですが、彼女たちはセックスのプロです、男性がして欲しいことを短い時間で敏感に察します。それは、セックスのプレイだけではなく、日常生活で不満を感じていることも含めてです。
男性の勃起は常に刺激を求めています。いつも同じ相手、いつも同じシチュエーションだと、自然と脳に慣れが生じてきます。さらに、男性の勃起力は年齢とともに低下していくもので、これは避けられないことです。
家族のように一緒に暮らし寝食を共にし、色気がないパジャマ姿で突然セックスを求めらたからといって、男性がいつでも勃起できるわけではないということを十分に理解してほしいです。
まずは、ED男性に不満を言うのを辞めて、男性が喜ぶテクニックを学んで見るのはどうでしょうか?
方法2:アダルト動画を減らしてもらう
特定の相手にだけ勃たない男性で多いのが、アダルト動画の中毒になっている男性です。セクシーで若い女性の裸やセックスシーンを毎日のように見ている男性は、常に脳に非日常的な強い刺激を受けているので、特定のパートナー相手に勃起できなくなります。
アダルト動画をオカズにオナニーばかりしていると次のような弊害があります。
・手で刺激を与えないと勃起できない(自然勃起できない)
・勃起しても持続力がない(5分で萎える)
・手で刺激を与えていないと挿入前に萎えてしまう
・女性の膣内で中折れしてしまう
アダルト動画は強い刺激を脳で次々に得ながら、常に男性は男性器に手で刺激を与え続けます。すると通常のセックスでは興奮できなくなるし、自然に勃起もできない、もしくは勃起できるけど手で刺激を与え続けないと途中で萎えてしまいます。
おそらく、EDになるリスクを被ってまでアダルト動画に頼りたい男性は少ないと思います。パートナーと相談して、アダルト動画をオカズにする回数を徐々に減らす事を促した方が良いです。アダルト動画は中毒に近いので、急に取り上げるのは危険です。自分はAVを見る習慣を辞めて、妄想や静止画に頼ってからは、持続力が徐々に回復してきました。
→ 精力減退の原因はAV?なぜアダルト動画はEDを引き起こす原因になるのか?
→ 正しいオナニーの仕方とは?勃起力を低下させる間違ったオナニーの仕方6つ
方法3:性的マッサージをする
20代や30代の若い男性の場合、ストレスが原因で起こる心因性のEDが圧倒的に多いです。身体的には問題なく朝勃ちもするし、オナニーもできるけど、ストレスが原因で勃起が弱くなっている状態です。
働き盛りのサラリーマン男性は常に会社からプレッシャーを浴び続けています。それは家に帰ってからも、週末休んでいる時でもそうです。現代社会は、ノートパソコンやタブレット端末のおかげで、会社の外でもいつでもメールを見られる時代になりました。責任感が強い人ほど常に会社の状況を気にしています。
ストレスが原因で勃起できない男性に最も効果的なのは、脳をリラックス状態にさせることです。
お風呂上がりに、部屋を暗くするなどリラックスできる空間を作り、オイルやローションを使って全身のマッサージを女性にされて、下半身が反応しない男性はいないのではないでしょうか。
男性のアソコが反応したと思ったら、そのまま手を使って射精させてあげるのも効果的です。
勃起力が弱くなると、女性から求められてプレッシャーを受けることを嫌います。女性からは見返りを何も求めずに相手のために奉仕してあげると男性は喜びます。そして、エッチな気分にさせてくれる女性に対して男性は欲情するので、自然と抱きたくなります。
方法4:休日の朝に襲う
夜寝る前になってからセックスを期待する女性は多いですが、この時間帯は男性は最も疲れて勃起しにくい時間帯です。勃起には男性ホルモンが関係していますが、男性ホルモンは日中に消耗し、夜寝ている間に消耗した男性ホルモンを回復します。
朝起きた時に気力が湧いているけど、会社から帰る頃には疲れて何もやる気が起きないのは、男性ホルモンの分泌が影響しています。
夜仕事で疲れ切って勃起しにくい時間帯にセックスを求めるよりも、朝元気なときにセックスした方が成功率は上がります。
自分は一時期勃起力が弱まっていたときに、朝勃ち具合を見て朝彼女とセックスする習慣を持ちました。夜だと勃起しても萎えやすいですが、朝だと意識しなくてもギンギンになり萎えにくいからです。
休日の朝、男性が元気に朝勃ちしているときを見計らって誘ってみるのはどうでしょうか?牡蠣やアサリなど亜鉛を含む食事を摂ると、翌朝朝勃ちしやすくなります。
具体的な対策方法まとめ
“妻だけED”のパートナーを持つ女性の悩みを聞いていると、女性としての自信をなくし、将来に絶望しているかのように相談する方は多いですが、重度のEDではないのでそれほど悲観する必要はないです。
男性の性欲はまだまだ十分にあるのでいくらでも状況は変わります。
“妻だけED”に悩む女性は、どちらかというと内気で、自分からセックスに対して行動できない方が多いのではないかと思っています。
男性の勃起はデリケートですが、男性自身は単純なので女性の工夫次第でいくらでも改善することが可能です。